「よみがえる源氏物語絵巻」を見てきました

１２日に沖縄から帰りました。その後しばらくブログをお休みしていました。その間においで下さった皆様、申し訳ありませんでした。また、ボチボチ始めようと思います。これからもよろしくお願いします。

きょう、やっと「源氏物語」十巻を読み終えました。一通り読んだと言うだけで、深く読み味わうところまでは行っていません。瀬戸内寂聴さんの解説を読んで、なるほどと思ったところです。でも、このストーリーが千年も前に作られて現代まで読み継がれてきているということに改めて感動しました。



「よみがえる源氏物語絵巻」の公開の最終日が迫ってきて、きょう、やっと広島県立歴史博物館へ行ってきました。展示場の中は人がいっぱいで、なかなか前に進むことが出来ない状態でした。
徳川美術館と五島美術館が所蔵している国宝「源氏物語絵巻」の実物大写真と復元模写された絵が場面ごとに並べて展示してありました。本を読まないで見たら、きっと「ああ綺麗。」で終わったでしょうが、一応読んでから見たので、ストーリーと絵を重ねて見ることが出来てよかったです。また、こんな機会がなかったら、私は源氏物語を最後まで読むなんて事はなかっただろうと思います。
ところで、最先端の科学技術を駆使しながら気の遠くなるような復元模写という仕事は、ホントにすごいです。